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全国高校生介護技術コンテスト

全国福祉高等学校長会主催
全国高校生介護技術コンテスト

全国福祉高等学校長会が主催となって、福祉を学ぶ高校生による介護技術コンテストです。地区大会を勝ち抜いた代表12校が出場し、課題に対して高校生が利用者の方にとってよりよい介護技術を検討し、競技(実演)、説明(アピール)をします。

1.意義

高等学校で福祉を学ぶ生徒が、介護技術を競い合うことにより、高校生の介護技術を高めるとともに、様々な介護場面において、適切かつ安全に支援できる能力を育成します。

2.出場校(1チーム3名以内、競技は2名)

各地区において介護技術コンテストを実施し、地区代表を選考します。
北海道地区 1校 東北地区 1校 関東地区 1校
北信越地区 1校 東海地区 1校 近畿地区 1校
中国地区 1校 四国地区 1校 九州地区 2校
開催県代表校 1校 前年度最優秀賞地区 1校
合計12校

3.実施方法

(1)競技内容 課題に対する介護技術及び説明を競います。
(2)競技時間 課題検討25 分 競技7分 説明2分
(3)課題「A 移動の介護 B 排泄の介護 C 身じたくの介護 D 食事の介護」
のうち、A~DまたはA~Dを組み合わせたものとします。

4.介護技術コンテスト課題(令和元年度 第8回新潟大会)

5.介護技術コンテスト 第8回新潟大会の様子

6.介護技術コンテスト入賞校一覧

年度 大会名 課題 最優秀賞(文部科学大臣賞)
平成23年度 第1回鹿児島大会 佐賀県立嬉野高等学校
平成25年度 第2回愛知大会 佐賀県立嬉野高等学校
平成26年度 第3回宮城大会 愛知県立高浜高等学校
平成27年度 第4回三重大会 佐賀県立嬉野高等学校
平成28年度 第5回石川大会 沖縄県立真和志高等学校
平成29年度 第6回秋田大会 沖縄県立真和志高等学校
平成30年度 第7回山口大会 山口県聖光高等学校
令和元年度 第8回新潟大会 佐賀県立神埼清明高等学校
令和2年度 大分大会   新型コロナウイルス感染予防のため中止
令和3年度 埼玉大会   全国高校生介護福祉研究発表会に代替
令和4年度 第9回青森大会 第9回全国高校生介護技術コンテスト●課題事前・当日 佐賀県立嬉野高等学校

7.令和3年度 全国介護技術コンテストにかわる「全国高校生介護福祉研究発表会」開催

令和2年度は新型コロナウイルス感染予防のために、生徒同士が利用者役と介護者役となって対面で行う介護技術を発表する全国高校生介護技術コンテストは中止となりました。そこで令和3年度は発表形式を変更して「全国高校生介護福祉研究発表会」をWeb上にて開催しました。

●令和3年度 埼玉大会  最優秀賞(文部科学大臣賞) 石川県立田鶴浜高等学校

  1. 全国産業教育フェア 埼玉大会 https://sanfair2021.spec.ed.jp/kaigo-hukushi
  2. 全国高校生介護福祉研究発表会(実施要項)https://koko-fukushi.org/wp/wp-content/uploads/2022/02/01pdf
  3. 全国高校生介護福祉研究発表会課題シートhttps://koko-fukushi.org/wp/wp-content/uploads/2022/02/06.pdf
  4. 全国高校生介護福祉研究発表会審査項目等https://koko-fukushi.org/wp/wp-content/uploads/2022/02/03.pdf

8.新たな生活様式における介護技術コンテスト

令和2年度では全国各県の高校生介護技術コンテストもほとんど中止となりましたが、新型コロナウイルス感染症予防対策を踏まえて、ビデオ審査などで行う新しい方法を実践されています。

9.介護技術コンテスト部より

今年度の全国福祉校長会介護技術コンテスト部の活動としましては、事務局と相談の上、これまでの10回の介護技術コンテスト(介護福祉研究発表会)の課題をデータとして整理することと、運営上の課題を整理・検討する機会とし、来年度からの全国介護技術コンテストが少しでも改善された形で実施できる支援ができたらと考えております。皆さんの地域の介護技術コンテストの参考資料がございましたら、担当校にお寄せいただければ幸いです。

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