11月11日は、厚生労働省において平成20年度に、”介護について理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護家族を支援するとともに、利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日”として、「介護の日」と定められました。
11月11日は「ポッキーの日」を思い浮かぶ方が多いかもしれませんが、全国の福祉を学ぶ高校生にとっては11月11日は「介護の日」として地域で啓発活動を取り組んでいる学校がたくさんあります。
ここでは大阪府立淀商業高等学校福祉ボランティア科の取組みを紹介します。
朝の散歩や通学や通勤をされている地域住民の方々に対して、JR東西線御幣島駅出口付近にて介護の日の啓発活動を実施しました。福祉ボランティア科の生徒が作成した介護の日のオリジナルイラストが描かれたティッシュを配布しました。受け取っていただいた方から「ありがとう」と感謝の言葉をいただくことができ、私たちもとても充実した一日の始まりを迎えることができました。
日本の高齢化率は、2022年9月15日現在で高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)が29.1%と年々上昇しています。地域住民の一人一人が、超高齢社会について考えて助け合い・支えあうことができる「誰もが生活しやすい地域づくり」が必要です。この啓発活動を通じて、地域福祉について考えるきっかけづくりになればと思います。
厚生労働省ホームページ 介護の日・福祉人材確保重点実施期間 各都道府県における行政・関係団体の取組 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/kaigo-day/index.html