平成7年4月に「全国高等学校長協会家庭部会福祉高等学校長会」として一つの委員会として発足した組織を、平成17年には故 高橋福太郎先生が理事長(当時 会長)を務め、たった1年間で平成18年4月には「全国福祉高等学校長会」として設置し、本年度に至るまで理事長として全国の福祉教育の推進に向けて牽引していただきました。
「知・情・意の調和のとれた人間の育成」という建学の精神のもと、郷土並びに社会の発展に貢献することへ努力出来る人間育成に努めるとして、全国に先駆けて福祉科を設置し福祉・介護人材の育成に心血を注ぎ、また時代を先取りする形で調理科・情報科・看護科なども設置するなど教育者及び経営者としての才を遺憾なく発揮してきました。
全国福祉高等学校長会においては、全国高等学校長協会家庭部会からの独立、福祉系高校ルートを介護福祉士養成の1つとして位置付けた平成19年改正、高校生介護技術コンテスト創設の支援、資格代替講習の制度化、実務代替研修と資格代替講習の実施、生徒意見体験発表最優秀者への文科大臣賞等々、大変厳しい状況の中にありながらも動じることなく実現させてきました。
高校における福祉教育の在り方についてこれからも多くのご示唆をいただけるものと思っておりましたので、とても残念でなりません。 全国のみなさまとともに高橋福太郎前理事長のご功績を継承し、さらなる福祉教育の充実に努めていけたらと思います。
このたび、9月18日午前9時36分に永眠され、故 高橋福太郎様のご逝去の報に接し、心からご冥福をお祈りいたします。つきましては「お別れの会」を学校法人東奥学園と髙橋家の合同により下記の通り執り行います。昨今の時勢に鑑み、無理のない範囲でご参列賜りますようお願い申し上げます。
1 日 時 令和4年11月5日(土)午後3時
なお献花をいただける方には午後1時よりご案内させていただきます
2 場 所 ホテル青森 三階「孔雀の間」