令和6年7月12日に開催されました「介護福祉士国家試験のパート合格導入に関する検討会」の第2回目の資料が厚生労働省のホームページに掲載されています。検討会では、校長会を含めて5団体(日本介護福祉士養成施設協会、全国福祉高等学校長会、日本介護福祉士会、全国老人福祉施設協議会、全国老人保健施設協会)から意見聴取がありました。各団体の意見についてご覧いただければと思います。また、議事概要についても7月29日でアップされておりますのでご確認ください。
【参考】厚生労働省HP 介護福祉士国家試験パート合格の導入に関する検討会 介護福祉士国家試験パート合格の導入に関する検討会|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
当日、校長会からは髙橋理事長(東奥学園高校)、岩本副理事長(明誠高校)が参加しました。各団体からの意見聴取の場では、皆様からの貴重なご意見をもとに、まずはパート別を支持するために必要な事項を髙橋理事長が以下の5つの点から意見をいたしました。
1.パート合格導入の明確な根拠
2.パート合格導入による受験者の増加についての明確な根拠
3.介護福祉士資格の社会的評価・価値の保証
4.介護福祉士の知識・技術の質の保証
5.平成19年社会福祉士及び介護福祉士法の改正(一元化)について
今後、子どもや若い世代が介護福祉士という職業に夢や憧れを持ち、積極的に「なりたい」「やりたい」と感じられる魅力的な資格としての発展を願っています。そのためにも、この検討会では介護福祉士の価値や魅力を向上させるための意見を十分に検討して欲しいと熱く伝えました。
介護福祉士国家試験パート合格の導入に関する意見書(校長会資料)
なお、加盟校の皆様や全国福祉高等学校長会を支援していただいている皆様には、お忙しい中アンケートへのご協力を賜り、心より感謝申し上げます。校長会加盟校の皆さんにご協力いただいたアンケート結果は会員のページに掲載しておりますので、ご確認ください。