「介護福祉士国家試験の検証に資するデータの分析に関する検討会」報告書

報告書にもあるように介護福祉士国家試験については、実務経験３年に加えて所定の研修を受講する実務経験ルートでの受験者が８割以上を占めており、介護の現場で働きながら資格取得を目指す状況にあるが就労と試験に向けた学習の両立が課題との声があり、このような背景から介護福祉士資格取得を目指す受験者が国家試験を受験しやすくなる仕組みを検討するために検討会を設置し、その報告書において、「パート合格」の導入について提言がされました。

この報告書を踏まえ、来年度に「介護福祉士国家試験の在り方に関する検討会」が開催される予定とのことです。

今後、全国福祉高等学校長会としても、国家試験を受験する生徒や卒業生にとって不利益にならないこと、そして介護福祉士の質や社会的地位を確保される仕組みとなるよう、要望などを伝えていく所存です。